2009年9月4日金曜日

近況報告とお詫び。

一ヶ月以上ブログをお休みしてしまいました。

たくさんの周りの方々に、多大なご迷惑と心配をおかけし、たくさんの悔しさと苦しさを知る月となりました。

ここで深くお詫び申し上げます。


8月のあたまに、ひどい頭痛の中、山口に向かう準備をしている最中に自宅の廊下で倒れ、そのまま救急車で運ばれ入院しました。
幸い、医者の父が休日だった事もあり、その場にいたので、迅速に救急隊員、病院の受け入れなどが出来、父には本当に感謝してます。
医者要らずの自分では想像していなかった現実でした。

精密検査の結果で、異常がないことを知ると安堵しましたが、控えている本番や仕事を思うと、焦るばかりで、無理を言って退院させて貰い、自宅で療養しながらの毎日。

帰国してから1年間、自分なりに、がむしゃら生きてきましたが、気持ちと身体が真っ二つに裂けたのを肌で感じました。


8月の日フィルとのコンサートを控え、毎日弾けず食えず寝れずの毎日で、あんなに痩せれなかった体があっという間に8キロ以上も減り、身体も気持ちも今思い返すと極限でした。

薬が効いてる時間しかまともに立ってられない毎日、迫る時間。
頭痛で吐いての繰り返し。

8月23日のフレッシュ名曲コンサート、降板するという苦しく情けない選択。

主催者の方々、日フィルの団員様、梅田先生、楽しみにしていてくれたたくさんの方々に、心からお詫び申し上げます。

急遽曲目プログラムを変更し、裏ではたくさんの方が走り回り、責任の重大さに何もいえません。
当日、ラフマニノフを楽しみに聴きに来て下さった聴衆の皆様、本当にすみませんでした。


温かいお言葉を羽村市、オケ協の方、日フィル団員様等、各方面から頂き、しばらくは気持ちも下向きでしたが、少しずつ目前の事に目を向けて歩き出せました。

明後日の山口県宇部市での本番は、経験した事ないほどの不安がありますが、後ろにはたくさんの温かい団員さんが支えてくれ、感謝しています。当日のステージ、今現在の自分をさらけ出したいと思います。

現在は、犬の散歩やジムで軽く運動し体力を戻す事に専念してます。

音楽家は、演奏でしかお返し出来ないので、これからひとつひとつの本番で、皆様にお返ししていく気持ちです。

また0からスタートです。



この8月は、二度と繰り返したくないほど長い期間に感じました。
やっとパソコンにも向かえる自分に、長かったなと改めて感じます。

知り合いの方が一冊の本を差し入れしてくださり、考え方も変わる一冊との出会いになりました。
「少女パレアナ」という本です。
この少女はどんな苦難も良い方向に思うよう努力する事を亡き父に教えられ、健気に生きる話です。

日フィルとの共演は果たせなかったけれど、この経験は次に活きる反省になり、長い音楽家人生での大事な思い出となると思います。



心配をおかけした皆様、元気にまた歩き出しています。
多大な心配とご迷惑をおかけし、本当にすみませんでした。

明後日、宇部オケの皆様、よろしくお願い致します。


川田健太郎